半導体検査装置とは、電子製品などに含まれる半導体チップの信頼性を確保するために、半導体製造過程ごとに検査して目的通りのものが作られているのかどうかを検査するのに用いられる装置です。

半導体とは

半導体は導体(電気を通す物質)と絶縁体(電気を通さない物質)の中間の性質を持っていて、電流を制御することが主な機能です。
現在、半導体チップやトランジスタのほとんどはシリコンで作られています。純粋なシリコン結晶はほぼ絶縁体でほとんど電気は流れませんが、ごく少量の不純物を入れることで電気を通しやすくなります。こうした性質が、多くの電化製品の制御を行なう上でとても役立つのです。

エアコンの温度センサーには半導体が使われていますし、炊飯器でご飯がおいしく炊けるのは、半導体が温度を正確にコントロールしているからです。パソコンやスマートフォン、テレビ、冷蔵庫、自動車などさまざまな製品に半導体が搭載され、また発電所などのインフラや宇宙産業といった大規模な分野でも活躍しており、私たちの生活に欠かせないものとなっています。そのため半導体検査装置は電子機器の品質や安全性を保障する役割を担っていると言えます。

当社の半導体検査装置

日進月歩で発展し、私達の生活を新しくより豊かなものにしている半導体ですが、まだまだ未知な部分が多く、発展の陰には実用化に至らない半導体がたくさん存在します。
当社はそんな半導体を実用化するために、未知な部分を解明する検査方法を生み出し、正確かつ精密な検査や評価を可能としたオリジナルの半導体検査装置を提供しています。
その様に生まれた製品は半導体業界の『スタンダード』となり、その実績により新たな半導体を生み出し、さらに私達の生活を豊かにしているのです。

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